【読書習慣#1】綾瀬はるか「戦争」を聞くⅡ(TBSテレビ「NEWS23」取材班編)
教育実習での一発目の質問に心動かされて、読書習慣を始めましたワタクシ。
図書館に行って、興味のある本を片っ端から借りてみようという乱読法を試してみます。
まずは
綾瀬はるか「戦争」を聞くⅡ(TBSテレビ「NEWS23」取材班編)
岩波ジュニア新書です。
女優・綾瀬はるかが、女優という職業の枠を超え、一人の人間として戦争や原爆と向き合い、メディアとして広めていく。毎年、毎年、原爆被害者が年を取ってお亡くなりになっていく。もう数年もしないうちに、原爆を語れる人は一人もいなくなるかもしれないーそういう強い危機感が取材を通して伝わってきます。これは、間違いなく後世に伝えなくてはいけない。
昭和20年8月ーヒロシマとナガサキを一瞬にして漆黒の闇と炎、そして放射能汚染に包んだ原子爆弾の脅威を、政治家や専門家などの専門的な言葉ではなく、一市民のリアルな声が伝わってきます。メッセージ性の強い作品です。